2019年 12月 06日
西日本新聞朝刊「フォト随想」掲載されました。『不屈の精神』象徴としてロンビエン橋
2019.12.06
西日本新聞の12月6日(金)の朝刊記事
16〜17面というセンター見開き2頁で
「フォト随想」に掲載されました。
「フォト随想」という企画紙面で紹介された「ロン
ビエン橋」には私なりの想い入れがあり、永く撮り
続けてきたテーマでしたが、先月の撮影をもって、
とりあえずの「完結」としたものです。
その事を最後に締めくくるものとして、そしてまた
壁面展示の『会場個展』と並立するものとして、新
聞紙面上での言わば『紙面個展』的な位置付けをし、
「フォト随想」に取り組んでおりました。
『会場個展』に於ける「深い」訴求と、『紙面個展』
での「幅広い」訴求がなされ、「ロンビエン鉄橋」
というテーマと、「撮影紀行」というスタイルが認
知されるとしたら、この上無い幸せです。
従って、私にとってはこれをもって本当の『完結』
とするところです。
以下、掲載記事からご紹介します。
タイトル)
=フォト随想=
『不屈の精神』象徴として ロンビエン橋
本文)
「歴史の中で脈々と息づく人と街」をテーマに、
人の営みや街の佇まいを撮影し、個展での発表を中
当時、学生であった私の心に刺さったベトナム戦
争。「戦争後のベトナムを自分の眼で見て、現地の
人たちの営みを肌で実感し、写真で表現したい」。
そんな想いに駆られ、会社員だった私は、スケジュ
ールの調整に苦しみながらも約10年間、足を運び
続けました。
中でも、ベトナムの首都ハノイにあるロンビエン
橋(全長約1700㍍)は、「歴史の生き証人」の
ように感じています。フランス植民地時代の1902
年に完成。それから1世紀が過ぎ、ベトナム戦争で
は幾度となく空爆の標的となりました。その度に修
復され、列車やバイクが行き交う鉄橋として今なお
現場では、写真の女神にも恵まれ、赴く度に貴重
な出会いがありました。写真は、レンズの先に向け
た「撮影者の眼差し」でもあり、自分を映し出す鏡
西日本新聞の12月6日(金)の朝刊記事
16〜17面というセンター見開き2頁で
「フォト随想」に掲載されました。
「フォト随想」という企画紙面で紹介された「ロン
ビエン橋」には私なりの想い入れがあり、永く撮り
続けてきたテーマでしたが、先月の撮影をもって、
とりあえずの「完結」としたものです。
その事を最後に締めくくるものとして、そしてまた
壁面展示の『会場個展』と並立するものとして、新
聞紙面上での言わば『紙面個展』的な位置付けをし、
「フォト随想」に取り組んでおりました。
『会場個展』に於ける「深い」訴求と、『紙面個展』
での「幅広い」訴求がなされ、「ロンビエン鉄橋」
というテーマと、「撮影紀行」というスタイルが認
知されるとしたら、この上無い幸せです。
従って、私にとってはこれをもって本当の『完結』
とするところです。
以下、掲載記事からご紹介します。
タイトル)
=フォト随想=
『不屈の精神』象徴として ロンビエン橋
本文)
「歴史の中で脈々と息づく人と街」をテーマに、
人の営みや街の佇まいを撮影し、個展での発表を中
心に活動しています。
当時、学生であった私の心に刺さったベトナム戦
争。「戦争後のベトナムを自分の眼で見て、現地の
人たちの営みを肌で実感し、写真で表現したい」。
そんな想いに駆られ、会社員だった私は、スケジュ
ールの調整に苦しみながらも約10年間、足を運び
続けました。
中でも、ベトナムの首都ハノイにあるロンビエン
橋(全長約1700㍍)は、「歴史の生き証人」の
ように感じています。フランス植民地時代の1902
年に完成。それから1世紀が過ぎ、ベトナム戦争で
は幾度となく空爆の標的となりました。その度に修
復され、列車やバイクが行き交う鉄橋として今なお
現役で活躍しています。その姿は、まさに「不屈精
神の象徴」と感じています。橋とともに、過酷な戦
争を乗り越えてきたベトナムの人たちの逞しさに共
感を覚えます。
現場では、写真の女神にも恵まれ、赴く度に貴重
な出会いがありました。写真は、レンズの先に向け
た「撮影者の眼差し」でもあり、自分を映し出す鏡
でもあります。「被写体に対する想いはどこまでも
深く」。私自身の想いや感動を伝えることができれ
ば、と願っています。
現在、写真に短文を添えて表現する「撮影紀行展」
に取り組んでいます。ここでは、個展の中から抜粋
して紹介します。なお、現場で実際に感じた事を表
現しており、レンズを通した「主観」とご理解くだ
さい。
※紙面の制約上、使用できなかった漢字等々は、
ここではオリジナルのままで表示しております。
※本文以外の作品キャプション等々は、以下の掲載
オリジナル元データをご覧ください。
※西日本新聞「フォト随想」掲載記事画像
現在、写真に短文を添えて表現する「撮影紀行展」
に取り組んでいます。ここでは、個展の中から抜粋
して紹介します。なお、現場で実際に感じた事を表
現しており、レンズを通した「主観」とご理解くだ
さい。
※紙面の制約上、使用できなかった漢字等々は、
ここではオリジナルのままで表示しております。
※本文以外の作品キャプション等々は、以下の掲載
オリジナル元データをご覧ください。
※西日本新聞「フォト随想」掲載記事画像
by photoartplan
| 2019-12-06 18:58
| 写真展
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