『主観・あれこれ写真三昧』(マイフィルター・アレコレ・フォトグラフィー)





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2016年 04月 18日
山下俊雄写真展「奥八女星野村」を鑑賞して
 
山下俊雄さんの個展を実に楽しみにしていた

不幸な悲しい熊本地方地震が発生したばかりで
大牟田在住の山下さんの状況も心配していたが
頑張って福岡県立美術館会場まで出てこられた
私も家内と共に足を運びじっくり観せて頂いた
 
 
モノクロ、A2〜A3サイズ、パネル貼り総数69点
相当に観応えのある「テーマ作品集」であった
1点、2点の単品ではない、集合体としての訴求作品だ
まさしく「個展」とはこれだ、と実感するものだった

従って、4年に渡って取材撮影した作品からのセレクト
そして、その展示構成、プロローグ、エピローグと見事
じっくりと検討され、準備された組み立てが読み取れた
 
 
そのテーマは、日本の原風景が残る「星野村」の記録
ダム計画可能性が残る一抹の不安と、高齢化による限界
今のうちにと言う「切迫感」もあっての事かも知れない

いずれにしろ、総数70点弱の作品群はその地の
日々の、毎日の生活、山里での穏やかな「営み」
腰が直角以上に曲がっても尚、野良仕事に励む姿
大正末期、昭和初期の大人(お年寄り)達の
実直でひたむきな、真摯な姿と穏やかな笑顔
そんな世界を見事に表現しており、感動した
 

この総点数あっての訴求力ではあるまいか
山下俊雄さんの揺るぎない一貫した「視点」
そしてその取組みに頭が下がる思いがする
 
  
 
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上)個展告知ハガキからのスキャニングの為
コントラスト等々実作品との差異はご容赦下さい
山下さんモノクロ作品は若干、温黒調の色調です
 
以下、展示作品からのスナップの為
イメージ雰囲気のみをお感じ下さい
  
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グッと寄った、朝露の稲穂のアップ
米文化日本、じわ〜と感じてくる力強い作品
 
 
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冬霜のピンと張りつめた情景
モノクロで流石の表現、しかもおとなしめのコントラスト
 

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私の勝手な色々な話にご対応頂き
また今後のご計画も聞かせて頂き
大変貴重な、楽しいひと時でした
 

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後ろの、氏子さんの穏やかな笑顔がこの地の幸せな営みを象徴している
感動した写真展を本当にありがとうございました
 
 
山下俊雄様:
JRP日本リアリズム写真集団会員
写真集「しかし、五木に生きる」
 
 
 
 
 
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by photoartplan | 2016-04-18 08:21 | Comments(0)




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