My Filter a les co les Photographies 『主観・あれこれ写真三昧』ドキュメンタリー フォト エッセイ

韓国伝統美への旅(38)農楽(3)伝統楽器

(前回より続く)

「農楽」の醍醐味。

そしてもう一つの大きな魅力が「音」にある。
そしてこの打楽器の音が、非常に「パワフル」で「ソウルフル」である。
この音とリズムには、訳も無く心底からほとばしる、みなぎる「躍動」、
みたいなものを強く感じてしまう。

ゆっくりした調子で始まったテンポも、
いつしか徐々に、徐々にヴォルテージが高まっていく。

ケンガリと呼ばれる真鍮で作られた小さい薄い銅鑼がリズムとテンポをリードする。
そして、地鳴りの様な低音のプクと呼ばれる大太鼓が腹を突く。

もう、たまらない。
繰り返すけど、「パワフル」で「ソウルフル」だ。
彼等は実に、この演奏と踊りをぶっ続けで1時間以上もやっていたのだ。
韓民族の熱いソウルをここに見た思いだ。




=韓国伝統芸能「農楽」伝統楽器=
「リズミカルな音と、躍動的な舞に、心躍りながらシャッターを切り続けた!」

ケンガリ:真鍮で作られた小さい薄い銅鑼。リードメーカー的役割。
チャンゴ:砂時計型打楽器。形状は日本の鼓(つづみ)とほぼ同じ。
ソゴ:小鼓。小さな太鼓で手に持って踊りながら叩く。
テピョンソ:日本のチャルメラによく似た管楽器。
プク:木をくり貫き、両面に馬や牛の皮を張った太鼓。



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基本情報:農楽
by photoartplan | 2010-12-29 20:00 | 韓国伝統美への旅 | Comments(0)