2010年 12月 17日
韓国伝統美への旅(32)「昌徳宮の月灯り紀行」(7)宣政殿
(前回から続く)
「宣政殿」(ソンジョンジョン)
ここは王が臣下と国政を議論し、共に日常業務を執り行った所。
朝の朝廷会議、業務報告、国政セミナーなど、各種会議がここで毎日開かれた。
その建物の屋根瓦は、現在韓国に残っている唯一の青い瓦で、
王の執務室である事を象徴している。
青い瓦は高価で身分の高い人しか使えない。
韓国の大統領官邸の「青瓦台」もこれに習う。
そして、その青瓦の屋根の端には小さな石像が見える。
お宮を守る守護神として置かれた物で、西遊記の登場人物が並んでいる。
奥から三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄と鎮座する。
そんなお姿に後光が射すかのような、
背後のライトアップが別世界を感じさせてくれた。
『青瓦の守護神』
撮影データ:2010.11.21 20:16、月齢14.9、三脚使用
Nikon D7000, Nikkor18-200mmVR, f8.0, SS:0.5s, ISO400, WB:DayLight
基本情報:昌徳宮
「宣政殿」(ソンジョンジョン)
ここは王が臣下と国政を議論し、共に日常業務を執り行った所。
朝の朝廷会議、業務報告、国政セミナーなど、各種会議がここで毎日開かれた。
その建物の屋根瓦は、現在韓国に残っている唯一の青い瓦で、
王の執務室である事を象徴している。
青い瓦は高価で身分の高い人しか使えない。
韓国の大統領官邸の「青瓦台」もこれに習う。
そして、その青瓦の屋根の端には小さな石像が見える。
お宮を守る守護神として置かれた物で、西遊記の登場人物が並んでいる。
奥から三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄と鎮座する。
そんなお姿に後光が射すかのような、
背後のライトアップが別世界を感じさせてくれた。
『青瓦の守護神』
撮影データ:2010.11.21 20:16、月齢14.9、三脚使用
Nikon D7000, Nikkor18-200mmVR, f8.0, SS:0.5s, ISO400, WB:DayLight
基本情報:昌徳宮
by photoartplan
| 2010-12-17 22:18
| 韓国伝統美への旅
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